ファイナンシャルプランナーと顧客
ファイナンシャルプランナーがプランニングを行なう時には、顧客のニーズに合った金融商品や不動産の商品を多数の中から選び、プランを立てて行くことになります。その場合には、自分の商品(代理店契約や業務契約を結んでいる会社の商品)の中で良いものがあればもちろんその商品を勧めることになります。しかし、良いと思われる商品が無かった場合は、無理に進めることは出来ないそうです。ファイナンシャルプランナーは、顧客の利益を最優先に考えるべきで、契約を結んでいる会社からの紹介手数料収入は後回しで考えなければなりません。
ニーズというのは、それがないと困ってしまうものだと言います。特定の環境の中で、人が生まれながら持つ5つの欲求を満たそうとする行動から起こるものだそうです。5つの欲求というのは、生理的欲求・安全への欲求・生活への欲求・尊敬への欲求・自己実現の欲求(エブラハム・マズロー)です。顧客に対しての資産設計をファイナンシャルプランナーが行なう訳ですが、顧客が自分のライフプランを明確に表現してくれるということは、ほとんど無いそうです。
ファイナンシャルプランナーという仕事は、本来であれば目標がはっきりとしたことへの対応が理想です。例えば、「老後の資金対策」「相続対策」「住宅購入」といった具合にです。しかしほとんどの場合は、現在抱えている問題の早期解決を望む相談から始まることが多いようです。「多数の保険に加入し、毎月の支払いが苦しい」「住宅ローンの支払いが苦しい」「相続対策が必要だ」といったようにです。
まず、このような問題を早期に解決し、これからのライフプランを明確にさせる手伝いをすることになります。保険料が苦しいのなら節約するという単純な問題ではなく、これからの顧客の人生について起こるであろうアクシデントやリスクを見積もりながら対処していくことになります。ですから、回答は皆同じではありません。ケースにより、変わってきます。顧客との意思疎通を図りながら、ライフプランの設計を行なう必要があるのです。
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ファイナンシャルプランナーには、守秘義務というものがあります。守秘義務とは、顧客の知りえた情報を絶対に漏らしてはならないというものです。ファイナンシャルプランナーは、仕事上膨大な量の個人情報を知ることになり、取り扱うことにもなります。知りえた個人情報を元にプランニングを行いますが、長期に渡るプランニングで顧客の一生を左右することにもなります。それに、保険や住宅を購入する際の手助けを行なうのがファイナンシャルプランナーの仕事というわけです。
