ファイナンシャルプランニング技能検定
2002年からスタートした技能検定試験のひとつに、厚生労働省が主催したファイナンシャルプランニング検定があります。ファイナンシャルプランニング検定は、1969年から始まりました。労働省が有する技能を一定の基準に従って検定するもので、合格した方には技能の保証を行なうという制度です。この技能検定は多種多様な分野にわたり、「建設関係」「金属加工関係」「食料品関係」「印刷製本関係」など、技能検定は130種類以上あります。
2002年の職業能力開発促進法の改正が行なわれるまでは、「職人」技能の取り扱いが多くありました。しかし、改正以後はサービス関係の職種にも、こういった技能検定が導入されるようになりました。ファイナンシャルプランナーの分野が、導入された第一弾なんだそうです。ファイナンシャルプランナーの資格は「名称独占資格」と呼ばれるもので、資格取得者しか「技能士」と称することが出来ません。
「業務独占資格」と呼ばれる、資格取得者でなければその職種の仕事が出来ないという資格があります。弁護士や公認会計士といった資格がこれに当たりますが、これらとは異なります。ファイナンシャルプランナーだったという人も、これからという人でもどちらもが対象になっています。現在の自分の知識が一定の基準を満たしているかどうかを、チェックする役割があります。この資格を取得していれば、名刺に肩書きとして資格名称を印刷することが出来るそうです。資格を取得しているだけで信頼度は、かなり上がることでしょう。国家資格の力は、絶大なものがあります。
「指定試験機関実施職種」として、ファイナンシャルプランニング技能検定が認定されています。ファイナンシャルプランニング技能検定の大きな特徴としては、指定機関が2つあるということです。社団法人金融財政事情研究会という、以前から別々のファイナンシャルプランナー資格を認定してきた団体があります。もうひとつは、特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会です。この2つの団体が試験の実施を行なうことになっています。
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ファイナンシャルプランナーが存在するのは、日本やアメリカだけではありません。世界各国で組織化が図られています。フランス・ドイツ・イギリス・イタリア・スペイン・スイスなどのヨ-ロッパ諸国や、韓国・オーストラリア・ニュージーランドなどのアジア諸国、オセアニア諸国、カナダ・南アメリカなどがそうです。ほとんどの国が、1985年にアメリカでCFPボードにより資格が整備されたことを受けて、CFP資格制度を導入したそうです。
